2022年5月28日に行われた帰社報告会の内容をお届けいたします。
今回の帰社報告会も、感染予防を徹底した上で顔を合わせた形で開催しました。
午後の部では、自社製品開発の検討会を実施しました。
======================用語説明会【CDNについて】======================
CDNとはContents Delivery Networkの略で、
ユーザに最適な通信を提供するための仕組みです。
サーバを分散することで、それぞれのアクセスを効率化します。
サーバへのアクセスを分散することで、以下のメリットが挙げられます。
①1台当たりの負荷が軽減される
DDOS攻撃など、サイバー攻撃への耐性を高めることができる。
②応答時間が短縮される
ユーザビリティの向上を図ることができる。
③大容量のデータを安定して通信することができる
動画配信、ソフトウェアアップデートなど、容量の大きいデータの通信に向く。
=================== 勉強会【アンガーマネジメント】===================
アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで生まれたとされる、
怒りの感情と上手に向き合うための心理トレーニングです。
以下の方法で怒りが継続するピークの「6秒間」をやり過ごし、怒りを落ち着けます。
①思考を停止させる(ストップシンキング)
怒りを感じた瞬間に、すべての思考を止める方法。
心の中で「ストップ!」と呼びかけ、何もない真っ白な空間を思い描く。
思考を強制的に断ち切ることで、怒りの連鎖を防ぐことができる。
②心の中で怒りが和らぐ言葉を唱える(コーピンクマントラ)
怒りが収まる魔法の言葉を心の中で唱える方法。
「大丈夫」 「大したことない」 「どんだけ~」 など、
自分が落ち着けそうな言葉をあらかじめ用意して繰り返す。
③怒りを点数化する(スケールテクニック)
怒りの度合いを10段階評価などで数値化する方法。
平穏な状態を0、人生最大の怒りを10として点数をつける。
過去の怒りと比較することで今怒るべきか怒らないべきか、
感情を選択できるようになる。
④まったく別のものに意識を向ける(グラウンディング)
怒りが生じたと気づいた瞬間に、まったく関係のないものに注目し、
意識をそらす方法。
手元のマウスの形状や、手のひらのしわの数や長さを観察したり。
思考を別の方向に変えることで、怒りの感情から距離を置く。
⑤仕切り直し(タイムアウト)
その場から離れ、時間をおいて冷静さを取り戻す方法。
①~④の方法でも怒りが収まりそうにない場合は、
怒りの感情が外に出る前に、トイレに行ったり、飲み物を買い行く。
怒りが収まらない場合は無理せず仕切りなおすこと。
怒りは周囲に伝染する性質も持っているため、周囲にも悪影響を及ぼします。
良い環境づくりのためにもアンガーマネジメントを取り入れていきましょう。
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以上、2022年5月の帰社報告会の内容をお伝えいたしました。