2022年3月28日月曜日

2022年3月帰社報告会

 2022年3月26日に行われた帰社報告会の内容をお届け致します。


今回の帰社報告会は、午後に入社式を予定していたため、

感染予防を徹底した上で、久しぶりに顔を合わせた形で開催しました。


1月入社2名、4月入社4名の計6名が新入社員として迎えられました。

新入社員の皆さん入社おめでとうございます。

初めは分からないことばかりで不安もあるかと思います。

先輩社員一同、全力でサポート致しますので

分からないことや困ったことがあれば、いつでも声を掛けてください。

これから、どうぞ宜しくお願い致します。



========勉強会【身につけるべき「5つの重要ビジネススキル」】========

ビジネススキルとは、仕事をするために必要な能力のことを指します。

様々なビジネススキルがあり、仕事内容や立場によって求められるスキルは異なります。


ビジネススキルは、ロバート・カッツの理論で

①テクニカルスキル

②ヒューマンスキル

③コンセプチュアルスキル

の3つに分類されます。

今回の勉強会では、①②のスキルについて、

特に重要だと思われるものを5つ紹介して頂きました。


①ビジネスマナー

ビジネスマナーとは、業務を遂行するうえで必要とされるさまざまなマナーの総称です。

相手を不快にさせないために身につけるべき基本マナーであり、

社会人ならばすべての人が身につけて実践することが推奨されるものです。


②コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルとは、対人関係を円滑にし、

お互いの意思の疎通をはかりやすくするためのスキルです。

仕事においては、チーム単位で業務を遂行することが多いため、

チームメンバーと適切なコミュニケーションをとることは業務を円滑に進めるために

重要な要素といえます。

中でも重要な行動は、「報連相」「返事をする」ことです。


③文書、資料作成スキル

文書、資料作成スキルとは、PCで必要書類を作成したり、

様々なアプリケーションを用い業務を遂行するための文書や、資料を作成するスキル。

また、業務で顧客や取引先にメールを送ったり、

会議用の資料を作成したりといったビジネス文書を書くスキルです。


④問題解決思考スキル

何らかの問題が生じた際に、その問題の本質を捉え、

どうすればそれを解決できるのかを論理的に考えて実行に移すためのスキルです。


⑤プレゼンテーションスキル

相手にこちらの正確な情報を伝えたり、相手のニーズを読み取り、

こちらの訴えたいことや伝えたいことを伝達するスキルです。


=============== 用語説明会【インスペクション】===============

インスペクション(inspection)とは、

調査、検査、点検、視察、査察などの意味を持つ英単語です。

IT業界ではソフトウェアの開発工程において、

不具合や問題点がないかどうかを第三者が検証するレビュー手法のことを指します。


今回の用語説明会では、

①ソフトウェアインスペクション

②変数のインスペクション

③ネットワークのインスペクション

について説明して頂きました。


①ソフトウェアインスペクション

プログラム等の成果物を、その工程に関わっていない第三者(インスペクタ)が、

事前に決められたチェックリストを基に、欠陥や問題がないかを精査することです。

検証終了後、モデレータを中心にミーティングを開催し、

インスペクタが検証結果を開発者に報告します。

指摘があれば修正を行い、問題なければ次工程に進みます。


②変数のインスペクション

プログラムのデバッグツールなどの機能で、

実行中プログラム内の変数などに格納されている情報を表示できるようにします。


③ネットワークのインスペクション

ネットワークの境界に設置されたルータなどの装置が、

内外を流通するデータ(パケット)を監視する事をパケットインスペクションと言います。


インスペクションのデメリットは、

人の目で行われることによるチェック漏れや、時間を要してしまう点にあります。

逆にインスペクションによるメリットとして、

問題の早期発見や、潜在的な問題を発見できることがあげられます。


その工程に関わっていない第三者が検証することで、

開発者が気づけなかった潜在的な問題などを検出することができます。

また、問題点をテスト実施より早期に発見することによって、

修正にかかるコスト削減につながります。


--------------------------------------------------------------------------------------


以上、2022年3月の帰社報告会の内容をお伝え致しました。


2022年3月7日月曜日

2022年2月帰社報告会

 2022年2月26日に行われた帰社報告会の内容をお届けいたします。


今回の帰社報告会も、まん延防止等重点措置が発令中のため先月同様、

Zoomを使用したオンラインでの開催でした。

勉強会の後にはタイピング大会、社内office能力検定を実施しました。

タイピング大会では全員同時に試験を実施し、

個人・チーム別にランキングを発表しました。

社内office能力検定では実際の検定問題に挑戦し、wordの使い方を学習していきました。


============= 用語説明会【IICS】=============

IICSとは、

クラウド型のデータ統合サービス(ETLツール)

 →ETLとはExtract(抽出)、Transform(加工)、Load(格納)の略です。

 

経済産業省によってDX化が推進され、企業内のデータ活用が重要視される昨今では

データ連携を効率化するためにETL技術が求められています。


IICSの特徴

 ①クラウド、オンプレミス両方に対応

  セキュリティ面としては、SecureAgentによって安全な通信が可能

 ②GUI開発

  視覚的に把握でき、開発が簡単

 ③あらゆるデータにアクセスできる

  コネクタ種類が多い


=============勉強会【アドラー心理学】=============

アドラー心理学とは、

人間の運命が外的要因によって決定される運命決定論を否定し、未来を切り開く

外的要因を自分がいかにとらえ、どう活かそうとするかで性格や人生は変わるものであるという考え方です。


一度の失敗も許されない風潮のあるストレス社会で心の緊張が絶え間なく続くことで

現代では精神疾患患者数が年々増加しています。

折れない心を作るために、逆境や強いストレスがあっても元に戻れる力「レジリエンス」を高める必要があります。


レジリエンスの育て方

 ①認知論

  人間は自分独自のものの見方・考え方を通して現実に触れている。

  勘違いをすると、心が折れる負のスパイラルに入ってしまう。

  負のスパイラルから抜け出すには「自分・いつも・すべて」が含まれていないか

  見直し、誤った判断を改めること。

 ②劣等感

  劣等感が向上をもたらすケースもあるため、劣等感そのものは悪いものではない。

  大切なのはありのままの自分を受け入れること。

 ③対人関係論

  人の悩みはすべて対人関係の悩みからきている。

  競争社会において誰かと比べることは、上下のある「縦の人間関係」ができあがる。

  上のものが自分をどう評価するのかばかりが重要になり、

  自分らしさを発揮できなくなってしまう。

  対人関係は経験や能力の差を認め合う「横の人間関係」に思考を変えること。

 ④目的論

  人間の行動や感情は、その人の目的達成のために使われるとみなす。

  原因論ベースでは過去の失敗から心が折れかねない。

  目的論ベースならば目的達成のための手段は無限にあることに気付ける。

  失敗してもレジリエンスを保てる。


--------------------------------------------


以上、2022年2月の帰社報告会の内容をお伝え致しました。