2022年6月6日月曜日

2022年5月帰社報告会

 2022年5月28日に行われた帰社報告会の内容をお届けいたします。

今回の帰社報告会も、感染予防を徹底した上で顔を合わせた形で開催しました。

午後の部では、自社製品開発の検討会を実施しました。


======================用語説明会【CDNについて】======================

CDNとはContents Delivery Networkの略で、

ユーザに最適な通信を提供するための仕組みです。

サーバを分散することで、それぞれのアクセスを効率化します。

サーバへのアクセスを分散することで、以下のメリットが挙げられます。


①1台当たりの負荷が軽減される

 DDOS攻撃など、サイバー攻撃への耐性を高めることができる。


②応答時間が短縮される

 ユーザビリティの向上を図ることができる。


③大容量のデータを安定して通信することができる

 動画配信、ソフトウェアアップデートなど、容量の大きいデータの通信に向く。


=================== 勉強会【アンガーマネジメント】===================

アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで生まれたとされる、

怒りの感情と上手に向き合うための心理トレーニングです。

以下の方法で怒りが継続するピークの「6秒間」をやり過ごし、怒りを落ち着けます。


①思考を停止させる(ストップシンキング)

 怒りを感じた瞬間に、すべての思考を止める方法。

 心の中で「ストップ!」と呼びかけ、何もない真っ白な空間を思い描く。

 思考を強制的に断ち切ることで、怒りの連鎖を防ぐことができる。


②心の中で怒りが和らぐ言葉を唱える(コーピンクマントラ)

 怒りが収まる魔法の言葉を心の中で唱える方法。

 「大丈夫」 「大したことない」 「どんだけ~」 など、

 自分が落ち着けそうな言葉をあらかじめ用意して繰り返す。


③怒りを点数化する(スケールテクニック)

 怒りの度合いを10段階評価などで数値化する方法。

 平穏な状態を0、人生最大の怒りを10として点数をつける。

 過去の怒りと比較することで今怒るべきか怒らないべきか、

 感情を選択できるようになる。


④まったく別のものに意識を向ける(グラウンディング)

 怒りが生じたと気づいた瞬間に、まったく関係のないものに注目し、

 意識をそらす方法。

 手元のマウスの形状や、手のひらのしわの数や長さを観察したり。

 思考を別の方向に変えることで、怒りの感情から距離を置く。


⑤仕切り直し(タイムアウト)

 その場から離れ、時間をおいて冷静さを取り戻す方法。

 ①~④の方法でも怒りが収まりそうにない場合は、

 怒りの感情が外に出る前に、トイレに行ったり、飲み物を買い行く。

 怒りが収まらない場合は無理せず仕切りなおすこと。


怒りは周囲に伝染する性質も持っているため、周囲にも悪影響を及ぼします。

良い環境づくりのためにもアンガーマネジメントを取り入れていきましょう。

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以上、2022年5月の帰社報告会の内容をお伝えいたしました。