2022年12月1日木曜日

2022年11月帰社報告会

 2022年11月26日に行われた帰社報告会の内容をお伝えいたします。


今回の帰社報告会は、感染予防を徹底した上で、

前月と同様にオフラインでの開催となりました。


========== ビジネススキル勉強会【リモートワークの生産性アップ】==========


リモートワークでの生産性をあげる方法について、4名程度のグループに分かれ

ブレインストーミング形式で話し合いを行いました。

発表された意見の中から一部をご紹介します。


【個人での作業効率アップ】

〇環境を整える

 ・モニター、椅子、マウスなどの物理的な環境を整える

 ・集中力をそぐものを視界からどかす

 ・BGMや環境音を流す

〇集中力を保つ

 ・適度に休憩をとる

 ・ルーティンを決める

 ・休憩中に外出する


【チームでの作業効率アップ】

〇コミュニケーション

 ・会話はグループ全体で共有する

 ・重要なことは文面に残す

 ・タスクは明確に依頼、確認する

 ・報連相を徹底する

 ・相談、質問しやすい雰囲気を作る


上記以外にも、リモートワークでの効率アップについて様々な意見が出ました。

個人においては環境を整え、メンタル面の切り替えを行うこと、

チームとしてはコミュニケーションを工夫し情報の共有を行うことが大事だと認識できました。

また、効率アップも大事だがセキュリティが疎かになってはいけないということも、

勉強会の中で再認識しました。


今回の勉強会を通じて、リモートワークでの作業効率アップのための様々な方法を学ぶことができました。

今後のリモートワークでは今回学んだことを実践し、生産性アップにつなげます。

また、実践したリモートワークでの効率アップ術で有効なものを、

現場や自己学習でも流用したいと思います。


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以上、2022年11月の帰社報告会の内容をお伝えいたしました。

2022年11月2日水曜日

2022年10月帰社報告会

2022年10月29日に行われた帰社報告会の内容をお伝えいたします。


今回の帰社報告会は、感染予防を徹底した上で、

久々にオフラインでの開催となりました。


====== ビジネススキル勉強会【誰もが働きたい環境作りへの取組】=======


どんな人でも働き続けていくために環境作りを忘れてはいけません。

今回は誰もが働きたい職場とはどのようなものか、

大きく2つのテーマに絞り、ブレインストーミング形式で5グループ(1グループ4人~5人)に分かれて様々な意見を交換しました。

テーマ別に出てきた意見の一部を紹介いたします。


【人間関係】(問題点や解決策、働きやすかった経験)について

・挨拶がしっかり行われている

・チャットの返信が早い

・職場のムードを作れる人がいる

・ミスをしても報告しやすい

・意見をまとめてくれる人がいる



【職場環境】(空調、立地など人間関係以外)について

・適切な空調

・快適なネット環境

・近くにスーパーやコンビニがある

・出社かテレワークか自分自身で選択できる

・デスクが広い



上記以外にも、どんな環境なら働きたいと感じるか様々な意見を出し合いました。

今回のグループディスカッションを通じて、

社員同士が考えを深めながら交流できたとても有意義な時間となりました。


職場環境は自分自身で実現するのはなかなか難しい部分もありますが、

人間関係に関しては心がけ次第ですぐにでも実践できるものがたくさんありました。

誰もが働きやすい環境を作ることを人任せにするのではなく、

自分自身の働きかけで作っていけるように意識していきましょう。


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以上、2022年10月の帰社報告会の内容をお伝えいたしました。

2022年10月11日火曜日

2022年9月帰社報告会

 9月帰社報告会(2022年10月1日に開催)の内容をお伝えいたします。


今月の帰社報告会は、前月と同様に感染防止対策のため、

Zoomを使用したオンラインでの開催でした。


=============== 勉強会【伝える為の技術】===============


伝える為の技術の基本的な考え方は、「可読性・視認性・判読性

という3つの要素から成り立っている。

また、可読性・視認性・判読性」を構成するものとして、

文字の量、フォント、色、余白、図形など様々な要素がありますが、

今回の勉強会では「色」に焦点を当て、説明していただきました。


基本的な考え方の3つの要素

・可読性:長文の疲れにくさや読むスピードに影響する(読みやすさ)

・視認性:字の発見しやすさや目立ちやすさに影響する(認識しやすさ)

・判読性:似た字の区別しやすさ読み間違いの多さに影響する(誤読の少なさ)


【目的にあった配色を選ぶ】

例えば、どちらがより伝わりやすいですか?という質問では、

高温注意!】と書かれた青のパネルと赤のパネルの2種類があります。

多くの人は赤のパネルの方が、青よりイメージが伝わりやすいと思います。

なぜなら青には冷たいイメージがあり、赤には熱いイメージがあるため、

青より赤のパネルの方が高温注意!】が伝わりやすいという結果になりました。

そのため、目的にあった配色を選ぶことが非常に重要なポイント

なっていることを学びました。

 

バリアフリーに配慮する

バリアフリーに配慮するために知っておくべきものとして「色弱」という言葉があります。

弱という字が用いられてますが、正確には「色の感じ方が違う」ことを指し、

色の感じ方違う人へ配慮したデザインを「カラーユニバーサルデザイン」と呼びます。

このカラーユニバーサルデザインは、色弱を理解し、色に寒暖差をつけることで

バリアフリーに配慮することが出来るようになります。


今回の勉強会を得て、実際に色が持つ意味を理解することで、

目的にあった配色を選ぶことは相手へ伝える際に非常に重要であることを学びました。

今後、発表などを行う際には色が持つ意味を理解し

目的にあった配色を選び、使用したいと思います。


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以上、2022年9月の帰社報告会の内容をお伝えいたしました。


2022年8月29日月曜日

2022年8月帰社報告会

 2022年8月27日に行われた帰社報告会の内容をお伝えいたします。


今回の帰社報告会は、感染防止対策のため、

Zoomを使用したオンラインでの開催でした。


=============== 勉強会【コーチング】===============


コーチングとは、コーチングとは相手の話に耳を傾け、観察や質問、

ときに提案などをして相手の内面にある答えを引き出す

目標達成の手法のことです。


コーチングとティーチングの違い

・ティーチングとは知識や技術、技能などのスキルを相手に直接指導すること

・正解そのものを相手に教えるときに用いられる

・答えを相手に与えるか、相手から引き出すかという点でティーチングとコーチングは異なる

・コーチング:問題解決能力や自主性、モチベーションの向上を重視

・ティーチング:知識や技能の向上を重視


コーチングのメリット

・自ら考えて行動する力が身につく

・モチベーションを高い状態で維持しやすい

・新たな能力や個性を引き出すきっかけになる


コーチングのデメリット

・効果が出るまで時間がかかる

・多人数を一斉に育成することは困難

・対象者の知識や経験が不足すると効果が出にくい

・解消するには、時間的余裕をもって取り組む、効率を考慮してティーチングに切り替えるなど


コーチング流タイプ分け

1.コントローラータイプ(感情表出:低、自己主張:強)

2.プロモータータイプ(感情表出:高、自己主張:強)

3.サポータータイプ(感情表出:高、自己主張:弱)

4.アナライザータイプ(感情表出:低、自己主張:弱)

・コーチングの際には、相手のタイプによって接し方を変えると効果的

・タイプ分けは絶対ではなく、決めつけてかかるべきではない


発表に対する意見として、

・相手の性格だけでなく、状況によって接し方を変えるとより良いのではないか

・入社後の社内教育はティーチング、現場でのOJTがコーチングに該当する

といったものが挙がりました。


私たちの仕事は専門的な知識の習得が必須なので、それを伝える指導方法は非常に重要です。

今回の勉強会は、指導の手法や意識すべき事項を学ぶことができ、とても有意義なものとなりました。


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以上、2022年8月の帰社報告会の内容をお伝えいたしました。

2022年8月8日月曜日

2022年7月帰社報告会

 2022年7月30日に行われた帰社報告会の内容をお伝えいたします。


今回の帰社報告会は、感染防止対策のため、

Zoomを使用したオンラインでの開催でした。


=============== 勉強会【オンラインマナー】===============


コロナによりテレワーク・オンライン会議は急速に普及しており、

オンラインマナーは新しい常識となっています。


一般的なオンラインマナー ~映像~

・原則カメラはON

・名前を表示する

・背景に注意する

・照明に気をつかう

・目線に注意する

・表情やうなずき等で反応する


一般的なオンラインマナー ~音声~

・ミュートを正しく使う

・ゆっくりと丁寧に話す

・イヤホンを使用する

・雑音に注意する

・間に注意する


一般的なオンラインマナー ~その他~

・挨拶と返事

・服装・身だしなみ

・時間厳守

・直前の案内を避ける

・プライバシーに配慮する


上記以外にも、普段気を付けているオンラインマナーについて意見を出し合いました。

・音声が聞こえづらい場合は気づいた時点で伝える。

・画面共有で資料の大きさを拡大表示する。画面自体が見えてるか、音声が届いているかを最低限確認する。

などの意見がありました。


オンライン会議でのコミュニケーションを円滑に進めるためにも、

オンラインマナーを身に着けておきましょう。


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以上、2022年7月の帰社報告会の内容をお伝えいたしました。

2022年7月19日火曜日

2022年6月帰社報告会

 2022年6月25日に行われた帰社報告会の内容をお届けいたします。


今回の帰社報告会も、感染予防を徹底した上で顔を合わせた形で開催しました。


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今回は、スキル管理シートのレイアウト変更に伴い、

現行で使われている用語の見直しや認識合わせを実施しました。


まず初めに、

・そもそも、この項目は必要なのだろうか。

というような根本的な見直しや、

・項目名は適切なのだろうか。

といった「日本語として」正しい表現になっているかどうかの意見交換。

更には、

・「自信あり」と「経験あり」の定義はどうだろうか。

という、社員がスキルシートを記入するにあたり、

同じ基準での判断・記載をする為の認識合わせを行いました。


各社員の項目に対する考えや、

時には営業の観点からの意見も取り入れ、

1つ1つ、全員の認識を合わせました。


特に、各開発工程についての定義や技術的な内容については、

現場ごとの認識の違いや、各社員の経験を共有しつつ、

弊社としての分類や考えを皆で話し合い、決めていきました。



全体を通して、直近に入社した新入社員が先輩社員の助けを得ながら書記をしたり、

社長自ら登壇する等、弊社ならではの役職の垣根を越えた会議でした。

様々な角度からの意見が飛び交い、非常に有意義な時間だったと思います。


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以上、2022年6月の帰社報告会の内容をお伝えいたしました。

2022年6月6日月曜日

2022年5月帰社報告会

 2022年5月28日に行われた帰社報告会の内容をお届けいたします。

今回の帰社報告会も、感染予防を徹底した上で顔を合わせた形で開催しました。

午後の部では、自社製品開発の検討会を実施しました。


======================用語説明会【CDNについて】======================

CDNとはContents Delivery Networkの略で、

ユーザに最適な通信を提供するための仕組みです。

サーバを分散することで、それぞれのアクセスを効率化します。

サーバへのアクセスを分散することで、以下のメリットが挙げられます。


①1台当たりの負荷が軽減される

 DDOS攻撃など、サイバー攻撃への耐性を高めることができる。


②応答時間が短縮される

 ユーザビリティの向上を図ることができる。


③大容量のデータを安定して通信することができる

 動画配信、ソフトウェアアップデートなど、容量の大きいデータの通信に向く。


=================== 勉強会【アンガーマネジメント】===================

アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで生まれたとされる、

怒りの感情と上手に向き合うための心理トレーニングです。

以下の方法で怒りが継続するピークの「6秒間」をやり過ごし、怒りを落ち着けます。


①思考を停止させる(ストップシンキング)

 怒りを感じた瞬間に、すべての思考を止める方法。

 心の中で「ストップ!」と呼びかけ、何もない真っ白な空間を思い描く。

 思考を強制的に断ち切ることで、怒りの連鎖を防ぐことができる。


②心の中で怒りが和らぐ言葉を唱える(コーピンクマントラ)

 怒りが収まる魔法の言葉を心の中で唱える方法。

 「大丈夫」 「大したことない」 「どんだけ~」 など、

 自分が落ち着けそうな言葉をあらかじめ用意して繰り返す。


③怒りを点数化する(スケールテクニック)

 怒りの度合いを10段階評価などで数値化する方法。

 平穏な状態を0、人生最大の怒りを10として点数をつける。

 過去の怒りと比較することで今怒るべきか怒らないべきか、

 感情を選択できるようになる。


④まったく別のものに意識を向ける(グラウンディング)

 怒りが生じたと気づいた瞬間に、まったく関係のないものに注目し、

 意識をそらす方法。

 手元のマウスの形状や、手のひらのしわの数や長さを観察したり。

 思考を別の方向に変えることで、怒りの感情から距離を置く。


⑤仕切り直し(タイムアウト)

 その場から離れ、時間をおいて冷静さを取り戻す方法。

 ①~④の方法でも怒りが収まりそうにない場合は、

 怒りの感情が外に出る前に、トイレに行ったり、飲み物を買い行く。

 怒りが収まらない場合は無理せず仕切りなおすこと。


怒りは周囲に伝染する性質も持っているため、周囲にも悪影響を及ぼします。

良い環境づくりのためにもアンガーマネジメントを取り入れていきましょう。

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以上、2022年5月の帰社報告会の内容をお伝えいたしました。

2022年5月10日火曜日

2022年4月帰社報告会

  2022年4月23日に行われた帰社報告会の内容をお届け致します。

今回の帰社報告会も、感染予防を徹底した上で顔を合わせた形で開催しました。


========用語説明会【HULFTについて】========


HULFTとは、Host Unix Linkage File Transferの略で企業内や企業間の業務システムを接続し、日常のシステム運用で発生するデータ連携を自動化することができるファイル転送ソフトウェアのことです。


HULFTのメリットとして以下のものが挙げられます。

①様々なプラットフォーム間を繋ぐことができる

UNIX

Linux

windows

などに対応しています。


②多彩な機能

・テキストファイルの文字コード変換やファイルの圧縮・展開

・透過的な暗号化

・データの改竄や破損・欠落の検知

・操作履歴(ログ)の保存

・異常時の自動リカバリ(再送)

・複数拠点への同報配信

・複数拠点からの同時集信         

など、多彩な機能を備えています。


③オプション製品

HULFT-HUB

HULFT Script

HULFT-WebConnect

など、多くのオプション製品があります。


HULFTはFTPと比べて単体で実施できる範囲が広いため

今多くの現場で使われているソフトウェアです。


=============== 勉強会【インスペクション】===============


ステルスコーピングとは、ストレス対処法のことです。

ストレスの解消法はおおまかに5つの種類に分けられます。


①問題焦点型

ストレスになっている問題そのものの解決を試みる方法


②認知修正型

ストレスに対して、異なる視点から見ることで認知を変える方法


③感情処理型

自分の気持ちを他人に聞いてもらうことによって怒りや不安を低減させる方法


④充電・活性化型

趣味や運動などを通してエネルギーを充電し、リフレッシュする方法


⑤支援探索型

ストレスとなっている問題を解決するために他人から情報の収集、助言を受け、解決をする方法


ストレスが全くなく、社会で生きていくことは出来ません。

なので、上手なストレスとの付き合い方を知ることで

ストレスを溜め込みすぎないようにしましょう。


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以上、2022年4月の帰社報告会の内容をお伝え致しました。

2022年3月28日月曜日

2022年3月帰社報告会

 2022年3月26日に行われた帰社報告会の内容をお届け致します。


今回の帰社報告会は、午後に入社式を予定していたため、

感染予防を徹底した上で、久しぶりに顔を合わせた形で開催しました。


1月入社2名、4月入社4名の計6名が新入社員として迎えられました。

新入社員の皆さん入社おめでとうございます。

初めは分からないことばかりで不安もあるかと思います。

先輩社員一同、全力でサポート致しますので

分からないことや困ったことがあれば、いつでも声を掛けてください。

これから、どうぞ宜しくお願い致します。



========勉強会【身につけるべき「5つの重要ビジネススキル」】========

ビジネススキルとは、仕事をするために必要な能力のことを指します。

様々なビジネススキルがあり、仕事内容や立場によって求められるスキルは異なります。


ビジネススキルは、ロバート・カッツの理論で

①テクニカルスキル

②ヒューマンスキル

③コンセプチュアルスキル

の3つに分類されます。

今回の勉強会では、①②のスキルについて、

特に重要だと思われるものを5つ紹介して頂きました。


①ビジネスマナー

ビジネスマナーとは、業務を遂行するうえで必要とされるさまざまなマナーの総称です。

相手を不快にさせないために身につけるべき基本マナーであり、

社会人ならばすべての人が身につけて実践することが推奨されるものです。


②コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルとは、対人関係を円滑にし、

お互いの意思の疎通をはかりやすくするためのスキルです。

仕事においては、チーム単位で業務を遂行することが多いため、

チームメンバーと適切なコミュニケーションをとることは業務を円滑に進めるために

重要な要素といえます。

中でも重要な行動は、「報連相」「返事をする」ことです。


③文書、資料作成スキル

文書、資料作成スキルとは、PCで必要書類を作成したり、

様々なアプリケーションを用い業務を遂行するための文書や、資料を作成するスキル。

また、業務で顧客や取引先にメールを送ったり、

会議用の資料を作成したりといったビジネス文書を書くスキルです。


④問題解決思考スキル

何らかの問題が生じた際に、その問題の本質を捉え、

どうすればそれを解決できるのかを論理的に考えて実行に移すためのスキルです。


⑤プレゼンテーションスキル

相手にこちらの正確な情報を伝えたり、相手のニーズを読み取り、

こちらの訴えたいことや伝えたいことを伝達するスキルです。


=============== 用語説明会【インスペクション】===============

インスペクション(inspection)とは、

調査、検査、点検、視察、査察などの意味を持つ英単語です。

IT業界ではソフトウェアの開発工程において、

不具合や問題点がないかどうかを第三者が検証するレビュー手法のことを指します。


今回の用語説明会では、

①ソフトウェアインスペクション

②変数のインスペクション

③ネットワークのインスペクション

について説明して頂きました。


①ソフトウェアインスペクション

プログラム等の成果物を、その工程に関わっていない第三者(インスペクタ)が、

事前に決められたチェックリストを基に、欠陥や問題がないかを精査することです。

検証終了後、モデレータを中心にミーティングを開催し、

インスペクタが検証結果を開発者に報告します。

指摘があれば修正を行い、問題なければ次工程に進みます。


②変数のインスペクション

プログラムのデバッグツールなどの機能で、

実行中プログラム内の変数などに格納されている情報を表示できるようにします。


③ネットワークのインスペクション

ネットワークの境界に設置されたルータなどの装置が、

内外を流通するデータ(パケット)を監視する事をパケットインスペクションと言います。


インスペクションのデメリットは、

人の目で行われることによるチェック漏れや、時間を要してしまう点にあります。

逆にインスペクションによるメリットとして、

問題の早期発見や、潜在的な問題を発見できることがあげられます。


その工程に関わっていない第三者が検証することで、

開発者が気づけなかった潜在的な問題などを検出することができます。

また、問題点をテスト実施より早期に発見することによって、

修正にかかるコスト削減につながります。


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以上、2022年3月の帰社報告会の内容をお伝え致しました。


2022年3月7日月曜日

2022年2月帰社報告会

 2022年2月26日に行われた帰社報告会の内容をお届けいたします。


今回の帰社報告会も、まん延防止等重点措置が発令中のため先月同様、

Zoomを使用したオンラインでの開催でした。

勉強会の後にはタイピング大会、社内office能力検定を実施しました。

タイピング大会では全員同時に試験を実施し、

個人・チーム別にランキングを発表しました。

社内office能力検定では実際の検定問題に挑戦し、wordの使い方を学習していきました。


============= 用語説明会【IICS】=============

IICSとは、

クラウド型のデータ統合サービス(ETLツール)

 →ETLとはExtract(抽出)、Transform(加工)、Load(格納)の略です。

 

経済産業省によってDX化が推進され、企業内のデータ活用が重要視される昨今では

データ連携を効率化するためにETL技術が求められています。


IICSの特徴

 ①クラウド、オンプレミス両方に対応

  セキュリティ面としては、SecureAgentによって安全な通信が可能

 ②GUI開発

  視覚的に把握でき、開発が簡単

 ③あらゆるデータにアクセスできる

  コネクタ種類が多い


=============勉強会【アドラー心理学】=============

アドラー心理学とは、

人間の運命が外的要因によって決定される運命決定論を否定し、未来を切り開く

外的要因を自分がいかにとらえ、どう活かそうとするかで性格や人生は変わるものであるという考え方です。


一度の失敗も許されない風潮のあるストレス社会で心の緊張が絶え間なく続くことで

現代では精神疾患患者数が年々増加しています。

折れない心を作るために、逆境や強いストレスがあっても元に戻れる力「レジリエンス」を高める必要があります。


レジリエンスの育て方

 ①認知論

  人間は自分独自のものの見方・考え方を通して現実に触れている。

  勘違いをすると、心が折れる負のスパイラルに入ってしまう。

  負のスパイラルから抜け出すには「自分・いつも・すべて」が含まれていないか

  見直し、誤った判断を改めること。

 ②劣等感

  劣等感が向上をもたらすケースもあるため、劣等感そのものは悪いものではない。

  大切なのはありのままの自分を受け入れること。

 ③対人関係論

  人の悩みはすべて対人関係の悩みからきている。

  競争社会において誰かと比べることは、上下のある「縦の人間関係」ができあがる。

  上のものが自分をどう評価するのかばかりが重要になり、

  自分らしさを発揮できなくなってしまう。

  対人関係は経験や能力の差を認め合う「横の人間関係」に思考を変えること。

 ④目的論

  人間の行動や感情は、その人の目的達成のために使われるとみなす。

  原因論ベースでは過去の失敗から心が折れかねない。

  目的論ベースならば目的達成のための手段は無限にあることに気付ける。

  失敗してもレジリエンスを保てる。


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以上、2022年2月の帰社報告会の内容をお伝え致しました。 

2022年2月7日月曜日

2022年1月帰社報告会

 2022年1月29日に行われた帰社報告会の内容をお伝えいたします。


今回の帰社報告会は、まん延防止等重点措置が発令中のため、

Zoomを使用したオンラインでの開催でした。


=============用語説明会【Google Workspace】=============

GoogleWorkspaceとは

 Googleが提供している「企業向け」のクラウドコンピューティング生産性向上グループウェアツール、およびソフトとウェアの詰め合わせ(suite)を指します。


旧名称として以下が使用されてきました。

 ・Google Apps for Business

 ・G Suite


様々な機能がありますが、普段私たちが使用するものを簡単に列挙させていただきます。

 ・Gmail 会社のドメインを使ったビジネス用メールアドレスでのやりとり

 ・Drive 共有ドライブを使用した資料の連携

 ・Meet Webでの会議実施

 ・Forms 勉強会開催時のアンケート実施


用途別に使い分けることができます。

その中でもさらに細かく、タスク管理ツール「ToDoリスト」についてご紹介させていただきます。


Gmailやカレンダーとの機能連携が非常によく、メールをタスクとして登録したり、

リマインド時間を設定るすることで通知も飛んでくるため非常に便利です。



=============勉強会【レビューの心得】=============

レビューとは

 「レビュー(Review)は「批評」「見直し」の意味。

 システム開発の工程ごとに、成果物の品質を検証する会議のこと」


登場人物

 ・レビュア 成果物をレビューする人

 ・レビュイ 自身の成果物をレビューしてもらう人


レビューの目的

 品質を高めるために、設計や実装などの各工程で、「次の工程に進み得る状態にあること」を確認することであり、成果物に問題がないことを証明する場です。

 

 「~こういう理由で根拠で、動きます、解消します、証明できます。」

 と説明できることが重要です。

 

 ここで避けるべきなのは「レビュアに誤りを見つけてもらう場になる」ということです。

 誤字脱字などの誤りがあるある場合、レビュアの意識が間違い探しに向いてしまい、

 重要箇所を見落とす原因になりやすいためです。


レビューに向けての心得

 1. 自己チェックを徹底する。

   →チェックが不足し、単純な誤りを見落としてしまうと、重要なところでない箇所でレビュー時間を食ってしまう。


 2. 成果物の出来を証明する心意気で臨む。

   →この心意気ができていないと、レビュアが見てくれるから…という気持ちから、作業内容、しいては成果物の品質低下につながる。


 3. 不明点を残したまま臨まない。

   →該当箇所に至った時に、指摘されます。仮にレビューを通ったとしても、不明点が原因で後工程で障害が発生するかもしれない。


 4. 根拠を明確に用意する。

   →根拠のない説、確かさが不足している説は当然通りません。


 5. 受けた指摘の認識合わせを徹底する。

   →齟齬があると、成果物があるべき姿になりません。いたずらに工数を使ってしまうことになります。


レビュアとしての視野

 レビューを受けることで、レビュア側の視野も少なからず身につく。

 

 すると、指摘された時の経験から、普段から自分の作業時や、他人の成果物参照時等に、

 「あ、これこのままだと、~こういう理由でダメだな…。指摘されるな…」と気付けるようになります。

 →品質向上につながります。


来たるレビュアとしての立場に向けて

 今はレビュイの立場の人も、いつかはレビュアとなる日が来ます。


 レビュイとして参加する際も、いつかレビュアになることを

 頭の片隅入れてレビューに臨むようにしましょう。



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以上、2022年1月の帰社報告会の内容をお伝え致しました。