2021年9月7日火曜日

2021年8月帰社報告会

 2021年8月帰社報告会

 2021年8月28日に行われた帰社報告会の内容をお伝えいたします。


今回の帰社報告会も、緊急事態宣言が発令中のため先月同様、

Zoomを使用したオンラインでの開催でした。


=============用語説明会【バッチ処理】=============

バッチ(Batch)は

「ひと束」「一群」「1回分にまとめる」という意味。


まだ電子計算機(コンピュータ)が登場する前、

パンチカードを使ってデータを処理していた頃

複数のプログラムやデータを記録したパンチカードを

まとめてオペレータに渡し、まとめて処理していた。

このような作業を「バッチジョブ」と呼ぶようになったそうです。


今では、複数のコマンドをひとつの

ファイルにまとめて実行することをバッチ処理と呼びます。


◇メリット

・大量データに対して、効率よく処理が行える。

・一度確立すると少ない保守作業で済む。

・ヒューマンエラーの防止。


◇デメリット

・リアルタイムの状況が分からない

・データの増加により、処理が遅延する。


バッチ処理と比較してリアルタイム処理が上げられます。


・バッチ処理、リアルタイム処理の比較

データ処理のタイミング 指定されている時間 要求に応じて即時

データ対象       指定期間のデータ  最新データ

処理データ量      大量データも可能 大量データは不向き


適正にあった処理方法選ぶことが大事です。


=============勉強会【伝達力】=============

伝達力とは


「伝達」→命令・指示、連絡事項などを口頭または書類で相手に伝えること。

       +

「力」という二つの単語から成り立っています。


今回はただ“物事を伝える力”のことだけを指すのではなく、

“自分の意思を、意図した通りに相手に伝える力”と定義します。


■曖昧表現の問題点


例えば・・・

Aさん「Bさん、○○の資料を明日までに作成してください。」

この場合明日までとは?

① 指示があった当日定時まで

② 指示があった翌日定時まで


リミットは作業指示があった当日中(定時)まで?

・・・または、翌日のn時までなのか?

 →結論は指示を出した人にしかわかりません・・・。


以下の問題点が発生します。

1.作業効率の低下

2.タスクが納期通りに完了しない

3.取引先からクレームが発生する可能性


■曖昧表現の改善

ビジネスシーンでは、

曖昧表現(形容詞や副詞)はなるべく数値に置き換える


<悪い例>

プロジェクトの進行が、とても遅れています。

  原因を突き止め、出来るだけ早くプログラムが稼働

  できる様にしてください。

<よい例>

プロジェクトの進行が、10人日遅れています。

  原因を突き止め、8月2日 13:00にはプログラムが稼働

  できる様にしてください。


言葉に幅を持たせないことで、

相手にきちんと意図を伝えられる様になります。


◇まとめ

・受けた指示(依頼)内容を自己完結せずに、

きちんと噛み砕くこと


・相手に伝える場合は、曖昧表現は使わずに数値化し、

はっきりと伝える


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バッチ処理、伝達力と

どちらも技術、ビジネススキルとして

初歩的な内容だったので、新人が増えてきた

状況で非常にタイムリーなテーマだったと個人的に思いました。


まだまだコロナ禍という状況で

新入社員と直接会って

会話することができないので、

少しでも早く収束してほしいと感じました。


以上、2021年8月の帰社報告会の内容をお伝え致しました。

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