2021年8月帰社報告会
2021年8月28日に行われた帰社報告会の内容をお伝えいたします。
今回の帰社報告会も、緊急事態宣言が発令中のため先月同様、
Zoomを使用したオンラインでの開催でした。
=============用語説明会【バッチ処理】=============
バッチ(Batch)は
「ひと束」「一群」「1回分にまとめる」という意味。
まだ電子計算機(コンピュータ)が登場する前、
パンチカードを使ってデータを処理していた頃
複数のプログラムやデータを記録したパンチカードを
まとめてオペレータに渡し、まとめて処理していた。
このような作業を「バッチジョブ」と呼ぶようになったそうです。
今では、複数のコマンドをひとつの
ファイルにまとめて実行することをバッチ処理と呼びます。
◇メリット
・大量データに対して、効率よく処理が行える。
・一度確立すると少ない保守作業で済む。
・ヒューマンエラーの防止。
◇デメリット
・リアルタイムの状況が分からない
・データの増加により、処理が遅延する。
バッチ処理と比較してリアルタイム処理が上げられます。
・バッチ処理、リアルタイム処理の比較
データ処理のタイミング 指定されている時間 要求に応じて即時
データ対象 指定期間のデータ 最新データ
処理データ量 大量データも可能 大量データは不向き
適正にあった処理方法選ぶことが大事です。
=============勉強会【伝達力】=============
伝達力とは
「伝達」→命令・指示、連絡事項などを口頭または書類で相手に伝えること。
+
「力」という二つの単語から成り立っています。
今回はただ“物事を伝える力”のことだけを指すのではなく、
“自分の意思を、意図した通りに相手に伝える力”と定義します。
■曖昧表現の問題点
例えば・・・
Aさん「Bさん、○○の資料を明日までに作成してください。」
この場合明日までとは?
① 指示があった当日定時まで
② 指示があった翌日定時まで
リミットは作業指示があった当日中(定時)まで?
・・・または、翌日のn時までなのか?
→結論は指示を出した人にしかわかりません・・・。
以下の問題点が発生します。
1.作業効率の低下
2.タスクが納期通りに完了しない
3.取引先からクレームが発生する可能性
■曖昧表現の改善
ビジネスシーンでは、
曖昧表現(形容詞や副詞)はなるべく数値に置き換える
<悪い例>
プロジェクトの進行が、とても遅れています。
原因を突き止め、出来るだけ早くプログラムが稼働
できる様にしてください。
<よい例>
プロジェクトの進行が、10人日遅れています。
原因を突き止め、8月2日 13:00にはプログラムが稼働
できる様にしてください。
言葉に幅を持たせないことで、
相手にきちんと意図を伝えられる様になります。
◇まとめ
・受けた指示(依頼)内容を自己完結せずに、
きちんと噛み砕くこと
・相手に伝える場合は、曖昧表現は使わずに数値化し、
はっきりと伝える
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バッチ処理、伝達力と
どちらも技術、ビジネススキルとして
初歩的な内容だったので、新人が増えてきた
状況で非常にタイムリーなテーマだったと個人的に思いました。
まだまだコロナ禍という状況で
新入社員と直接会って
会話することができないので、
少しでも早く収束してほしいと感じました。
以上、2021年8月の帰社報告会の内容をお伝え致しました。
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