2014年5月7日水曜日

2014年4月の社内発表会

こんにちは、4月末に行われた社内発表会の内容をお伝えします。
今回は写真も用意する予定でしたが、写真を撮り忘れてしまいました…申し訳ありません。

メンタルヘルス・セルフケア)

2007年の厚生労働省の発表によると、労働者の健康状況について調査した結果、
「仕事や職業生活に強い不安、悩み、ストレスがある」と答えたのは全体の58%となったそうです。
この為、自らの健康を保持増進するための取り組みが望まれています。

ストレスが溜まると仕事の能率低下、ミスやロスの低下、些細なことで腹を立ててしまうなどの、業務自体にも影響が出てしまい、やがてうつ病やアルコール依存など、私生活にも影響が出てしまう事もあります。
自己の健康管理において、健康診断を受け、医師の指示に従い、自分からも改善に取り組む事は義務となります。

ストレスへの対処法として睡眠や食事が挙げられます。
とはいえ、ただ寝て食べてればいいというわけではありません。
睡眠時間に関して、厚生労働省は何時間寝たかではなく、日中しっかり目覚めて過ごせているかを目安にすべきとしております。
極端な話、睡眠時間3時間程度でもキチンと仕事が行えていれば問題なく、逆にしっかり睡眠をとっていても日中に眠くなってしまうのでは十分ではない、という事です。自分にとって適切な生活リズムを取ることが重要となります。
更に運動でストレス解消し、深く質の良い睡眠を取ると効果的です。
食事はバランス良く規則的にとるように、特にビタミンC、タンパク質、カルシウムを十分にとると効果的です。

また、身体を緊張をほぐすさせる事で精神の緊張もほぐす、という方法もあります。
慌てた時に深呼吸して落ち着かせる、という事がありますが、それもこれと同じものです。
今回の発表会では、職場でもできる方法として、リラックスするための呼吸法や、筋肉の緊張をほぐすための方法として「漸進的筋弛緩法」というものを全員で行いました。
●呼吸法
 ①お腹に両手を当て、ゆっくりと息を吐く
 ②背筋を伸ばし、お腹を膨らませるように鼻から息を吸う
 ③ゆっくりとお腹をへこませるように息を吐く
 ④②~③を繰り返す

 まず3分間続けられる事を目標として、少しずつ長くできるように意識してゆくとよいそうです。
●漸進的筋弛緩法
 職場でも簡単にできる、腕と肩、2つをリラックスさせる方法を紹介されました。
・腕
 ①力を入れて両手を前に伸ばしてゆき、こぶしを握り前腕部を力むようにする
 ②力を入れたまま肘から腕を曲げ、上腕に力を入れる
 ③力を入れたまま再び腕を前に伸ばしてゆき、手指もしっかり伸ばして力を入れた後で、両腕を 脱力してゆく
 ④リラックスする。
・肩
 ①肩をすぼめ、約10秒間肩に力を入れたままにする
 ②その後ストンと肩を落とし、脱力する
 ③リラックスする
実際にやってみた感想ですが、肩コリが少し軽くなったような、少し気持ちいい気分になれました。
デスクワークで肩も強張りやすいですし、みなさんもやってみてはいかがでしょうか?


ソフトウェア開発)

課題は、「ソフトウェア開発ってどんな仕事か?」です。
皆さんは答える事は出来ますか?
資料(画面遷移)を基に、参加者全員が改善案を考え発表を行いました。
発表内容は、全員が作る事(画面遷移の改善)を前提にした提案でした。(※発表内容参照)

でもソフトウェア開発って作る事だけじゃないですよね。お客様が効率よく仕事をできる環境を提案する事であって、その一つの手段にソフトウェア開発(作る事)があります。

今回の反省は、開発者の弱点でもある仕組み重視の考え方だと思います。

画面遷移を見つめるより運用状況をきちんと把握する為のコミュニケーション力や分析力が開発者にも必要です。

当社も全社員がお客様にとって最善案を提供できるよう、月1回の勉強会を有意義な場としてスキルアップに取り組みたいと思います。
 
※発表内容
ちなみに提案は、以下のような内容でした。
・画面遷移数が多いので、確認画面を無くしてしまう
・完了画面を無くし、登録画面や一覧画面にすぐ戻る。その際に完了メッセージを表示する。
・各種処理完了画面の後、メニューではなく直接登録・更新・削除画面へ飛べるようにする
・登録画面をEXCEL風の一覧形式にして、複数の情報を一括登録出来るようにする。
・バッチ処理による更新機能を追加して、複数のデータをまとめて読み込み・更新できるようにする。
・登録実行画面にCSVファイル読み込み機能を追加して、画面上でファイルのデータを参照・読み込みできるようにする。
・更新と削除は、一覧画面を同じ画面にまとめてしまう
・更新・削除は対象をチェックボックスで選択するようにして、一括で対応できるようにしてしまう。
Ajaxを用いて、画面そのものを全く新しくしてしまう(例:画面上部に一覧検索機能、下部に一覧表示欄)

また、工数や予算に余裕がある場合と無い場合で複数の案を提示する方も多くみられました。
(余裕があるなら画面を一新、無いなら既存の画面を少し修正して対応など)