2014年9月16日火曜日

2014年8月の社内発表会

8月末に行われた社内発表会の内容をお伝えします。



今回は【SEのためのビジネススキル入門】の一環として、やる気アップ術【時間管理術】を行いました。 その中の一部【ゆるい時間管理】ご紹介いたします。



ゆるい時間管理
ITの現場では突発的な作業が日常的で予定した時間で終わらないことが多々あり、
そのたびに、作業の優先度や時間割を見直すのは大きな手間を伴い結果として長く続かないようです。
そこで考えられたのが「ゆるい時間管理術」です。


1)作業は大まかに書き出す
自分自身が抱える作業を付箋紙などに書き出し、作業リストを作る、これが時間管理の基本であり、ゆるい時間管理でも不可欠です。
「A社向け作成案件」「タスクフォース資料の作成と送付」といった具合に大まかに作業を書き出すことで、当日に急な作業が入った時でも優先度の組み替えがやりやすくなります。


2)優先度は2段階で付ける
作業を書き出した後で優先度を決めます。
優先する、優先しないの2段階に集約することにより、優先度付けに迷うことが無くなり、さらに本当に自分自身がやるべきなのかを再確認でき、他のリーダーやメンバーに、あるいは利用部門に作業を依頼するといった選択肢も生まれます。


3)作業の山積み状態を公開
作業一覧を公開することで依頼する際、依頼済みの作業よりも優先するかどうかを決めてもらいます。
公開する事で他の依頼状況を見て納期を遅らせる判断をしてくれたり、依頼する前に作業する余裕があるのかどうか確認してくれることが増えるようです。


いろいろな時間管理術があると思いますが、スケジュールを書くことが苦手な私でもこの「ゆるい時間管理」なら簡単に行うことができ、時間も数時間単位で良いので長続きしそうです。早速実践してみます。