2015年7月21日火曜日

2015年6月社内発表会


6月の帰社日に実施した社内発表会の内容をお伝えします。

今回は話し方トレーニングの最終形として、『実践 話し方トレーニング』の実践編
が行われました。

実践編の内容は『雑談力』・『交渉・説得術』・『説明の極意』の3本立てと、
中々に難易度高めな内容です。

まずは、『雑談力』(+αの話題で相手の心を掴む!)。
【ロールプレイで雑談力アップ!】という事で、
「出身地は何処ですか?」と「最近、何か買いました」というテーマで、
2つのロールプレイを基に、雑談力アップのポイントを説明。
ポイントとしては、以下の2点。
・連想ゲームのつもりで、次の話題に繋がる様に話す。
・ゆっくり話す
共通の話題が無いと早く話してしまい、話題が途切れがちになってしまうので、
ゆっくり話すというのはナルホドと感じました。
個人的には、スポーツの話題を持ってると話の切っ掛けを作り易いです。
夜・朝のニュースでスポーツダイジェストを見るだけで、話題が仕入れられます。

続いて、『交渉・説得術』(的を絞って反論)。
こちらは、【ロジカル説得術】という事で、「プロジェクト後半の追加機能発注を断る」
「受入テストで発覚した不具合の対応を諦めて貰う」「新開発プロセス実施に伴う不満の解消」
の3つのケーススタディを基に、説得術のポイントを説明。
ポイントは、以下4つを意識して、一貫性(ロジカル)を以て交渉・説得を行う。
①相手にとっての問題点は何か?
②判断基準は何処か?
③提案がもたらす相手にとってのメリットは何か?
④提案に潜むリスクへの対策は何か?
ポイントを押さえて交渉・説得したとしても、ケーススタディに出てきたケースを
解決するのは中々骨が折れそうです。
私の経験則では、上記のポイントを押さえて説明した上で、
「申し訳ありませんが、これしか対応方法がありません」で、押し通すですかね。

最後に説明の極意』(相手が納得する説明の極意!)。
「相手が納得する説明の極意」について7点のポイントを説明。
①経緯・目的をくどいくらいに伝える。
②項目レベルで全体構造を書き表す。
③話のストーリーを単純化する。
④図や表を書きながら話す。
⑤ディスプレイに映してリアリティを高める。
⑥相手が土地勘ある分野でたとえる。
⑦プライドを傷つけず理解度を見抜く
総括すると、根気よく説明するという事ですかね。

計3回で行われた、『実践 話し方トレーニング』ですが、
実例に則してケースを考えて、プレゼンが行われてました。
準備も大変だったと思いますが、皆が活用できる内容になったと思います。

担当のSさん、本当にお疲れ様でした。