2021年5月29日に行われた帰社報告会の内容をお伝えいたします。
今回の帰社報告会も、まん延防止等重点措置が発令中のため先月から引き続き、
Zoomを使用したオンラインでの開催でした。
=============用語説明会【GAFA】=============
「GAFA」とは、世界中から注目を集める4大IT企業である、
Google,Apple,Facebook,Amazonの総称です。
GAFAの売上の合計と各国のGDPを比較すると
GAFAの売上の合計は、GDPだと世界4位に匹敵するのだそうです。
4社のみの売上で、多くの国のGDPを超えるとは驚きですね。
大国並みに稼ぐGAFAには、以下の3つの共通点があります
①サイバー空間の専門領域で強みを発揮
②サイバー空間を寡占(=少数大企業)的に支配
③プラットフォーマーとして君臨
Googleは検索、Appleはスマートフォン、FacebookはSNS、AmazonはEC(電子商取引)にそれぞれ強みを持ち、高いシェアを占めています。
4つのうちどれかは皆さんもお使いではないでしょうか。
インターネット上で大規模なサービス提供をしている企業を
プラットフォーマーと呼びます。
例えば、Googleは映像配信のプラットフォームとしてYouTubeを提供していますね。
プラットフォーマーとして良いサービスを提供することで、
利用者が増える→利便性が向上する→さらなる利用者を呼ぶ
と循環し、利用者が他のサービスに移る必要性を感じなくなることで
利用者の囲い込みがされるのだそうです。
GAFAの動きは今後も注視していきたいですね。
=============勉強会【自動運転】=============
自動運転は以下のレベル分けがされています。
レベル1:運転支援
(例:自動で止まる、前のクルマに付いて走る、車線からはみ出さない)
レベル2:特定条件下での自動運転機能
(レベル1の組み合わせ、高速道路での自動運転モード機能)
レベル3:条件付自動運転
レベル4:特定条件下における完全自動運転
レベル5:完全自動運転
現在のレベルは3で、レベル4は2025年目途だそうです。
使用されている技術としては以下が挙げられます。
認知 : 自車両の位置特定、人や障害物の位置特定、運転手の状態取得
制御 : AI、通信技術
判断 : 予測、走行ルート算出
また、技術的問題・課題としては以下が挙げられます。
安全性 :異常動作を起こさない設計
セキュリティ:盗難、遠隔操作による犯罪
AIの能力 :人の動作や、間違えやすいものの区別
認識技術 :小さい物体の検出
そして、自動運転には倫理的問題があります。
運転中は事故や急な故障などで、
人の生死を左右する状況が起きる可能性があるためです。
参考としてトロッコ問題が挙げられていましたが、
こちらはご存じの方も多いのではないでしょうか。
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今月は午後に運用支援部主催の社内勉強会があり、とくに学びの多い日となりました。
常に学び、成長し続ける人材でありたいですね。
以上、2021年5月の帰社報告会の内容をお伝え致しました。