2021年6月8日火曜日

2021年5月帰社報告会

2021年5月29日に行われた帰社報告会の内容をお伝えいたします。

今回の帰社報告会も、まん延防止等重点措置が発令中のため先月から引き続き、

Zoomを使用したオンラインでの開催でした。


=============用語説明会【GAFA】=============


「GAFA」とは、世界中から注目を集める4大IT企業である、

Google,Apple,Facebook,Amazonの総称です。

GAFAの売上の合計と各国のGDPを比較すると

GAFAの売上の合計は、GDPだと世界4位に匹敵するのだそうです。

4社のみの売上で、多くの国のGDPを超えるとは驚きですね。


大国並みに稼ぐGAFAには、以下の3つの共通点があります

①サイバー空間の専門領域で強みを発揮

②サイバー空間を寡占(=少数大企業)的に支配

③プラットフォーマーとして君臨


Googleは検索、Appleはスマートフォン、FacebookはSNS、AmazonはEC(電子商取引)にそれぞれ強みを持ち、高いシェアを占めています。

4つのうちどれかは皆さんもお使いではないでしょうか。


インターネット上で大規模なサービス提供をしている企業を

プラットフォーマーと呼びます。

例えば、Googleは映像配信のプラットフォームとしてYouTubeを提供していますね。

プラットフォーマーとして良いサービスを提供することで、

利用者が増える→利便性が向上する→さらなる利用者を呼ぶ

と循環し、利用者が他のサービスに移る必要性を感じなくなることで

利用者の囲い込みがされるのだそうです。


GAFAの動きは今後も注視していきたいですね。


=============勉強会【自動運転】=============


自動運転は以下のレベル分けがされています。


レベル1:運転支援

   (例:自動で止まる、前のクルマに付いて走る、車線からはみ出さない)

レベル2:特定条件下での自動運転機能

   (レベル1の組み合わせ、高速道路での自動運転モード機能)

レベル3:条件付自動運転

レベル4:特定条件下における完全自動運転

レベル5:完全自動運転


現在のレベルは3で、レベル4は2025年目途だそうです。


使用されている技術としては以下が挙げられます。

 認知 : 自車両の位置特定、人や障害物の位置特定、運転手の状態取得

 制御 : AI、通信技術

 判断 : 予測、走行ルート算出


また、技術的問題・課題としては以下が挙げられます。

 安全性   :異常動作を起こさない設計

 セキュリティ:盗難、遠隔操作による犯罪

 AIの能力  :人の動作や、間違えやすいものの区別

 認識技術  :小さい物体の検出


そして、自動運転には倫理的問題があります。

運転中は事故や急な故障などで、

人の生死を左右する状況が起きる可能性があるためです。

参考としてトロッコ問題が挙げられていましたが、

こちらはご存じの方も多いのではないでしょうか。


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今月は午後に運用支援部主催の社内勉強会があり、とくに学びの多い日となりました。

常に学び、成長し続ける人材でありたいですね。


以上、2021年5月の帰社報告会の内容をお伝え致しました。